君はタップ踏むために

but everybody needs somebody

【ARASHI Anniversary Tour 5×20 and more 札幌ドーム】小樽の備忘録とシャラシャラポン

気付いたら一か月経っていた……

ジャニヲタになって10年強。はじめて北海道に行った。はじめて嵐のコンサートに入った。

相葉雅紀は国を挙げて守っていく価値のあるチャーミングアイドルだとは思っていたが、その考えは間違いではなかったのだと再確認した。メチャクチャかわいかった。意識に反して彼から目が離せなくなるタイミングが何度もあって「これがリアコ枠の力か」と。本当に無邪気で楽しそうに笑う顔に癒された。

 

今回、出遅れた私たちは札幌の主要ホテルを取るのを諦めて、思い切って小樽に泊まることにした。「雪の小樽運河見たいよね」「観光とかついでにしたいね」今思えば甘ったれたものである。

 

早朝フライトだったので前乗りで羽田空港に着いたころ、コン当日の札幌は雪で大荒れの予報が出ており交通機関の乱れ、遅延、運休、飛行機も飛ばないのではないかと縁起でもない話題で持ち切りだった。それでも、既に飛行機を押さえておりキャンセルのきかないチケットを持っている私たちに「行かない」という選択肢は皆無だったので特に気にすることもなく強気だった。「会場に行けさえすればいい」

無事に飛行機が飛んで新千歳に着いたときには素晴らしい快晴で面食らった。が、天気がいいのはいいことなので良しとする。チェックイン時間に合わせて小樽に向かう電車に揺られること一時間。寝て起きたとき車窓からの眺めに些かパニクる。目の前には海、しかもメチャクチャ吹雪いている……私たちは冬の北海道に来たのだと実感。今年初めての雪にビビリはしたものの、電車が遅れるだとかもなく楽しくチョーハッピーにコンサートは終了。ただクッソ寒い。テッペン近くに小樽駅に戻ったときにはほぼ全ての歩道が凍結していて死ぬ思いでホテルまでの緩い下り坂をおっかなビックリ歩く。全身に力が入って尋常じゃなく疲れる。この日周囲はムートンブーツやスニーカーを装備しているというのに私はスリッポンで北海道まで来てしまった為生きた心地がしなかった。スリッポンはこの旅中連れにメチャクチャ馬鹿にされた。自分でもどうしてスリッポンを選んでしまったのかよくわからない。あったかいホテルの自室でコンサートの感想を語りながら食べるコンビニメシは最高に美味しく感じた。ただ余程疲れていたのか、連れが照明の電源を消しにいった10秒くらいの間に寝落ちした。遠征は楽しいけど疲れる。

 

二日目の朝。吹雪。

雪から逃れる為にタクシーで小樽駅までいってしまおうかとも思ったが半分ヤケで運河周辺を散歩することにした。ナンチャラハイで結局何しても楽しい。まったく知らなかったが小樽はガラス細工が有名なようでその手のお店がたくさんあって歩いているだけでも楽しかった。立ち寄ったガラス細工のお店で急遽アクセサリー作りを体験することに。ヲタクは自担カラーが大好き。

www.otaru-glass.jp

まずブローチ。好きな色のガラス板を選んで、その上に好きなパーツを並べ加工してもらうスタイル。当然のように推し色を選び推しイメージでパーツを並べていくわけだが箱推しコンビ厨には難易度が高過ぎた。パーツの色も模様もひとつひとつ違うからド真剣に選ぶ。多分もうちょっとフランクに楽しめる体験だったはず。二人とも自担カラーの中にメンバーをちりばめる、みたいなコンセプト。細部まで語りだすと気持ち悪さが勝ってしまう。

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つぎはアクセサリーボックス。箱の上部にガラスパーツをレイアウトするシンプルなもの。此方の方が配置できる面積が大きいからストーリーが膨らむ膨らむ。ガラスパーツも種類が多く、花や草のパーツも選べるし隣にあるガラス細工の店で購入したミニチュアを飾ることもできるとか。ヲタクはカラバリが大好き。私が作った物は当然緑の方。コチラも例外無く細部まで語りだすと気持ち悪さが勝ってしまう。連れの作品は見るからにお察し。

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考えなしに欲望の赴くまま時間をかけた結果、ここに3時間近く滞在してしまい、札幌観光もできなければクラーク博士にも会えなかったけれど、小樽を満喫できたし素敵なお土産もできて楽しい遠征だった。冬の北海道、勉強になりました。