君はタップ踏むために

but everybody needs somebody

たかがアイドル、されどアイドル

9月4日、お別れ会へ東京ドームに行った。

これまで二十何年間生きてきて、東京ドームに行くときはいつだって楽しかった。行けば楽しいことが待ってる、好きな人に会える。だから楽しい思い出しかないし向かう足取りは軽かった。けど今回は「お別れの会」複雑な感情だった。並び始めてから1時間ほどでドーム内に入ることができた。ドーム内は何百回も聴いたヒット曲が流れていて、モニターには手がけたグループのライブ映像が流れていた。その映像に釘付けになっている人たちは自分の好きなグループの映像に沸いたり、懐かしんだり、口ずさんだり。楽しそうだった。私もその時間が楽しかった。追悼なのに、お別れをしに来ているはずなのに楽しかった。自然と惹き付けられて、笑顔になってしまうような。あぁ、この方がやってきたこと、“子ども達”に教えてきたことはこれなのかもしれないなぁと思った。

ジャニーさんが亡くなった報道が出てから、私がSMAPやV6を好きになったきっかけや、それからの年月のことを考えた。気持ちが薄れた時期もあったけれど、彼らがいるから頑張れたことや、歌に助けられたことは数えきれないほどある。大袈裟でも綺麗事でもなく、彼らは私の生きる糧だった。今だってそうだし、きっとこれからも私はそうなんだと思う。アイドルって本当にすごい。誰かを好きになって、応援したいと思う熱量ってすごい。けど彼らも人間だから、不変じゃないから素敵なんだと思う。ジャニーズって楽しい。つらいこともあるけど、彼らがいてくれて人生が楽しい。

 

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